香りの効果でリラックス、アロマで癒しの時間
花やハーブなど植物から抽出された精油(エッセンシャルオイル)を用いて、健康維持や美容に役立てる自然療法をアロマテラピーと呼びます。
五感のうち、脳に直接伝わるのは「嗅覚」からの香りの情報。
アロマの種類によって、中枢神経系を刺激したり、リラックスできる効果があります。
好みの香りの系統から探してみたり、得られる効果から選んでもOK。お気に入りのアロマを見つけてみましょう。
フローラル系
【ラベンダー】
さわやかで落ち着いた香りのラベンダー。
安眠やリラックス作用が期待できることでも知られています。
血圧を下げる働きや鎮静作用など様々な効果があり、万能精油とも言われています。
【ゼラニウム】
ローズに似た甘い香りが特徴。
ホルモンバランスの乱れを整えてくれる効果があり、
イライラや不安な気持ちを和らげてくれます。
また、皮脂バランスを整える働きがあり、スキンケアにも使われます。
柑橘系
【スイートオレンジ】
気分を明るくしてくれる、甘くフレッシュなオレンジの香りが特徴。
安眠効果があり、就寝前に香りでリラックスすることで就寝を促してくれます。
朝すっきりと目覚めたい時におすすめ。
【ベルガモット】
どの精油とも相性が良いベルガモット。フローラルな甘さとフルーティーな爽やかさを併せ持ち、リラックス作用があります。リモネンという成分が銀杏の働きを整えてくれる効果も。
ハーブ系
【ペパーミント】
爽快感のあるメントールの香り。
頭をスッキリさせ、集中力アップが期待できます。
胸やけや乗り物酔いなど消化器系トラブルや、のどの痛みや鼻づまりなどの呼吸器系症状の緩和にも役立ちます。
【マジョラームスイート】
清涼感の中にほんのり甘みのある香りが特徴。
温かみのある香りは自律神経のバランスを整える効果があり、緊張で高ぶった気持ちを落ち着かせてくれます。心が疲れてしまったときにおすすめ。
エキゾチック系
【サンダルウッド】
和名は"白檀(ビャクダン)"。
甘くエキゾチックな香りを持つアロマ。
気持ちをリラックスさせる効果があるので、ヨガや瞑想、睡眠時などにピッタリ。喉の痛みや咳など呼吸器系のトラブル緩和にも。
【イランイラン】
エレガントな甘い香りが特徴で、香水にも使われています。
ストレスや緊張を緩和し、気分を高めてくれます。
また、皮脂バランスを整える作用があり、スキンケアやヘアケアにもおすすめです。